「何事も凡事徹底。」

朝礼で社員のお辞儀が揃わないことに対しての弊社会長からの助言でした。

凡事徹底（ぼんじてってい）
なんでもないような当たり前のことを徹底的に行うこと、または、当たり前のことを極めて他人の追随を許さないことなどを意味する四字熟語。（weblio辞書より）

この「凡事徹底」を調べると、ある人の名前が出てきます。

それは、「イチロー」でした。

イチローは日米通算4367安打、シーズン最多262安打と、誰も届くことができないような大記録を打ち立てましたが、彼の根幹にあることが『凡事徹底』～「当たり前」の事を当たり前にやるのではなく、人が真似できないほど「徹底的」にやるということだそうです。

こんな一例も見つけました。

　ある日、イチロー選手に「今までに、これだけはやったなと言える練習ってある？」と質問するとイチロー選手はこう答えたそうです。

「僕は高校生活の3年間、1日にたった10分ですが、寝る前に必ず素振りをしました。その10分の素振りを1年365日、3年間続けました。これが誰よりもやった練習です。」

1日10分の素振り、素振りではなくとも、何かの取り組みや勉強や読書。これは続けられそうではありますが、365日3年間（おそらくはそれ以降ずっと）やり続けることは難しいのだと思います。

イチローと言えば、こんな名言を残していますよね。

「小さいことを積み重ねるのが、とんでもないところへ行くただひとつの道だと思っています。」

まさに『凡事徹底』ですね。