お葬式の役割分担
葬儀の規模により必要な役割も変わってきます
1喪主
本来「喪主」はご喪家の代表として弔問客の相手をしたり儀式において会葬者に挨拶をする役目で、一般的に故人の配偶者や子といった家督を継ぐものが行います。
2賄い係(数名)
通夜や法要時等の飲食準備、ご喪家の家事の手伝い等。一般的にご喪家・ご親族の女性。また昔ながらの風習で隣近所の主婦が手伝い地域も、人手を手配してくれる業者もあります。
3留守番
火葬・ご葬儀に出られない方にお願いします。(ご親族・近所の方等)。最近では留守番を置かないケースもありますが、ご喪家を狙った空き巣被害もあるようです。戸締りは念入りにしましょう。
4ご通知係
町内へお知らせする係です。地域により形式・名称が様々で、二人一組で廻る地域や回覧をまわすだけの地域も。詳しくは葬儀社、町内会長等に相談しましょう。
5会計
一切の金銭の出入りを管理し出納帳にまとめます。地域によっては喪主が兼ねるところもあるようですが、できるだけ役割を分散した方が良いでしょう。
6受付・下足係
葬儀時の受付係です。葬儀の規模により必要な人数が異なりますので、葬儀社に相談しましょう。靴を脱ぐような会場の場合は下足係も必要です。
7司会・進行
主に葬儀社が行います。
8弔辞・弔電
故人と親しかった方等、弔辞を読んでもらいたい人がいれば事前にお願いしておきましょう。弔電は読まない地域もありますが、読む場合は葬儀社の司会者にお願いすると良いでしょう。
9その他
供花の並べ順や法要の際の席順など、喪主以外で判断できる人がいればお願いしましょう。最近は送迎にマイクロバスやタクシーが使われることが多くなりましたが、必要があれば運転手を用意しましょう。